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八日目の蝉


八日目の蝉角田光代

正月早々、内容の重い本のご紹介。

爆笑問題の太田さんなど、各界の著名人に絶賛されていたこの本。

夏くらいからずっと気になっていたものを、最近図書館で発見

こういう時の喜びって、図書館通いをする人にしかわからないだろうな…。

読みたかった本を見つけた時の喜びといったら、「今日一日はツイている」くらいの勘違いを起こさせるほどの喜びなのです


さて、本題に戻りますが、この本は、新聞に掲載されていたものを一冊にまとめたものです。

内容は、不倫相手の子供を誘拐し、育てた女の逃亡記に、後に誘拐された子供、子どもを誘拐された家族の話も出てきます。


子供を誘拐した女も悪いけれど、優柔不断な男も悪いし。
奥さんは奥さんで勝手なことしてたわけだし。
結局誰が悪いのかわからなくて、どうして自分だけがと皆が悩んでいるのが切ない。
白黒はっきりつけることができないのがもどかしいけど、それがこの世界なんだよね。
どうにかこうにか自分でそれに折り合いを付けて行かなくちゃいけない。
人生それがしんどいんだ。

本当のお母さんに育てられるのだけが幸福じゃないのかもしれない。
だってあの子はあの時あんなに幸せそうだったじゃない。
それを認めるのが嫌で悩んでいるあの子も切ない。


結局世間から見た家族の形ってまやかしで、自分の心が本当に幸せだと思うものを求めなくては幸せにはなれないんだよね。
まやかしに翻弄されてたら、いつまで経っても幸せにはなれないんだよ。
家族って難しい。
家族には、家族にしかわからないことがあるんだよね。


ちょっと前にこの作品と同じように、地元の新聞で角田光代さんの「紙の月」という小説を連載していました。
今まで新聞の小説なんて毎日読んだことなかったけど、この話は面白くて、毎日楽しみに読んでいました。
自分が働いていた信金のお金を横領した主婦の話で。
この主婦も逃亡するんだよね。
女の逃亡記って、どうしてか面白い。
そこにはその女の人生が凝縮されているから。
こちらも早く発刊されて欲しいな~。

どちらもおススメです。
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