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ウッふん

文化の日~だ。

職場の向かいの席の先生が、「明日は文化的なことをしよう。」と冗談ぽく言っていたが、そうか~ん~…って考えて、私の場合はやっぱり読書なのだ

ということで本の紹介。
ちょっと前に、職場の20代理系女子(略してリケジョ)の子がおすすめしてくれた本。

普段だったらほとんど借りることがない491基礎医学の分類に入るこの本。
題名が怪しげですが、寄生虫などの研究をしている先生が書いた、うんにょに関する本です。
うんにょは人間にとって大事なものなんだよ~、日本人の清潔志向は危険だよ~ってなことを教えてくれます。

パラパラっと立ち読んだ時に目から鱗だったのが、少年たちがおこしたホームレス殺人事件や現代のセックスレスは日本人の「超清潔志向」から来ているのではないかということ。
ホームレス殺人事件については、「超清潔症候群」という精神の病で、不潔そうな人が目にうつったら、気持ちが騒いでいても立ってもいられなくなるという。
先生は日本の若者の「感性の衰弱」を感じているそうです。
セックスレスについては、うんにょやおしっこをきたないと思っている感覚で、「セックスがきたない」と思っている人が増えている。
他人の握ったボールペンが持てない…などと思っている人が他人の肉体の一部を密着させることに嫌悪感を抱くのは当然のこと…。

こういった若者たちの「超清潔志向」は「他者を排除する」方向へ自らを導いていき、画一的な学校教育を生み、企業も、異物を嫌い、無臭人間を求める傾向が目立っている…とのこと。


うんにょやおしっこをきたないもの…と当然のように思ってきたことが、清潔志向が行き過ぎるとこんな社会問題まで発展しているとは…


そしてこの本、導入からうんにょの歴史をさかのぼり、江戸時代の厠の話や、夜這いの話など、大学の時に好きだった民俗学の授業で習ったような内容も出てきて、個人的に興味をそそられました。
江戸時代には、町の人々の排泄物は貴重な有機肥料であり、うんにょを売って収入を得る商売もあったというから驚きです
今より断然エコな生活してるじゃん。
あの時代に学ぶことは多いのかもな。やっぱり現代人は進化しているようで、退化しているのかもしれない。


他にも、「うんにょのない環境がアトピーを作る」とか「きれい社会がつくったO157」とか、「洗いすぎれば汚くなる」など、題名を読んだだけでも気になる項目が満載です。


この本を読んで、ぷーさんが汚したりするのに神経質になっていたりしましたが、ちょっとくらいは気にしないでおこうと思ったり、子どもができても抗菌抗菌で育てるのはやめよう…と思ったりしました。


約10年くらい前に書かれた本ですが、今読んでも目が覚めるようなことがたくさん書いてありました。
現代の清潔志向にちょっとでも?と思っている人におすすめの一冊です。



今はね~、映画化もされた(今上映してる?)「夜明けの街で」を読んでるよ~。
ちょっと読んだだけだけどおもしろい感じ~。



やっぱり読書の秋だ





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