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天国はまだ遠く。


天国はまだ遠く瀬尾まいこ

仕事に悩み、自殺を考えて、何もかもを捨てて北に向かった主人公。
やっと見つけた山奥の民宿で、自殺を試みるが未遂に終わる。
そこから、民宿の主人や自然との交流を通して、主人公の心の動きを描いた作品。

真っ暗な中から、ぽかぽかの陽だまりに出たような、そんな感じを受けました。

主人公が自殺を試みようとするところから始まるので、それが未遂に終わり、自然いっぱいの中で主人公が食べたり、吐いたり(笑)、歩いたり、見たり、感じたり、触ったり…主人公の行動全てが「生きている」ことを実感させてくれる。
転がっている石ころでさえも、命を感じ、キラキラと輝いているように感じる。

そんな、「生と死の対比」をうまく描いた作品だな、と思いました。

民宿「たむら」にすっかりなじみ、心地いい生活を送っている主人公が、これからどうしていくのかも気になりましたが、最後も、納得のいく終わり方でした。

この主人公、何の取り柄もない、ように描かれていましたが、「決断力がある」というのが最大にして一番の取り柄かもしれませんな。

主人公の心の動きを読みながら、生きて行くこと、自分の居場所、するべきこと、などについて考えさせられる作品です。

現役中学校の国語の先生が書いているので、文章自体は易しく、読みやすいと思います。
季節も秋から冬に移り変わる時季を描いているので、今の時期にドンピシャでした。
読書の秋にぜひ


ドンピシャといえばこの本、図書館でパラパラと捲っていて、文中に「ミスチル」という言葉が出てくるのを発見したから借りたというミーハーな動機だったのですが、最近本屋で立ち読みした雑誌に、民宿の主人がチュートの徳井君、主人公が加藤ローサで映画化、近々公開されるという記事を読み、ドンピシャさに愕然!(笑)。
私、そういう能力あるんちゃうん?みたいな(笑)。

映画、劇場では見ないかもしれませんが、キャスティングは悪くないと思うので、DVDででも見ようかな。


あ、関係ないけど寝太郎くん、お誕生日おめでとう(笑)。
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